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前夜から借りたレンタカーで07:00宿を出発。高速で西に向かう。
【上杉食品】
07:30到着。
店に入るとオバチャンに"「かけ」にしますか「醤油」にしますか?大きさは?"と聞かれて「かけ」の小を頼む。200円。
座って待っていると出てきたのは暖かい麺に暖かい出汁がかかったうどん。
出汁は塩のあたりが強めだがアッサリサッパリした典型的な讃岐の出汁。もう少し柔らかくても良いが、美味しい。
麺は中くらいの太さで幾分や柔らかめだがコシは強く、滑らかで旨い。
ここ、冷たい麺も選べたみたい。暖かいのが旨かったから、余計に冷たいのを喰いたくなった。
07:45店を出る。
【須崎】
去年行って"スゴイ!"と思った「須崎」。
ひとまず店には07:55に着いたが、決して近くないコンビニで時間を潰す。
08:50変なオッサンがうどん打ち場の扉を開けて、外で待っている数人の客に"「暖かい大・小」と「冷たい大・小」があるけど、どれにする?"と注文取り。こんなヤツは前はおらんかった。ひとまず「冷たい小」を頼んで中に入る。
何となく不安な気配。要するに"人気が出て有名になってきて商売が変わって来ている"ということ。具体的には
1.いわゆる「メニュー」が出来た。
オッサンが聞いてきたのは「暖かい大」「冷たい大」「冷たい大」「冷たい小」の4種類ということ。前は、基本的に「冷たい小」。大きいのを食べたければ玉数を伝えて、暖かいのは茹で立てのときにだけ頼めば喰えた。
2.茹で場が1人から2人に増えていた。
去年はニイチャン1人で麺を茹でていたが、奥さんらしい人が手伝っていた。
3.食べる場所が変更されていた。
茹で場の作業台にあった出汁醤油・生姜・割り箸などが、手前の小さな座れるスペースの小さなテーブルに移動。
4.値段が上がった。
「小」が120円から150円に値上がり。
玉買いは80円。これは変わっていないと思う。それとも前は70円だったかな。
などなど。適当にやっていたのが有名になって商売っ気も出てきた感じ。今後を非常に懸念する次第。
で、うどんが来た。
この店、うどんは良いのだが、調味料が刻み葱とオロシ生姜の他にはコープの出汁醤油しかない。この醤油がダメチンで、今回は家から普段使っている出汁醤油を持ってきて、これで喰った。
いやぁ~、太くてコシ強いがモッチリしていて、流石に旨い。とても旨い。この近所の人、こんなうどんを毎日食えて幸せだろうなぁ。自分で知る限り、讃岐うどんNo.1。ということは、日本一。ということは、世界一のうどん。秀逸。
満足して09:05出発。
【がもう】
09:45到着。
平日なのに客がそこそこいる。冷たいうどんの小さいをもらってテーブルに天ぷらと一緒に並んでいるアゲを1枚取ってお金を払う。210円+80円。その後で冷たい出汁を注いで外に出る。
大きなアゲ、以前はすぐになくなるから魅力があったが、随分とたくさんあった。でも喰うと旨い。甘くて味が濃いが、後味はスッキリ。
うどん、とても滑らか。でもこんなに柔らかかったかなぁ?
出汁は讃岐の出汁だが、醤油が少し強めであたり柔らかめ。旨い。
09:50喰い終える。
車の中で作戦会議をして10:00ひとまず出発。
【日の出製麺所】
10:15『日の出』のすぐ手前のコープに入る。トイレ行って中を巡回。『日の出』のうどんも売っている。缶コーヒーを買って、『日の出』の駐車場に入って待機。
この店、もとは麺を売っていただけらしい。が、買った客がビニール袋に入った麺に出汁を入れてそのまま食って、しばらくしたら同じようなことをする人が増えてしまい、仕方なく椅子とテーブルを置くようになったそうだ。
見ていると、10:50くらいから客がポツポツやってくる。11時になって車から出て店の前に行くと、すでに15人くらいが並んでいる。若干出遅れたか。
11:20になって店のオネエチャンが入口を開けて説明を始めた。"うどんは「熱いの」「ぬるいの」「冷たいの」があります。大きさは「大」「中」「小」があります。小は1玉、中は1.5玉、大は2玉です。"と。それからメモを持って列の前から注文を取り出した。「ぬるい小」100円を注文。
並ぶのは出遅れたが、結果的には一番良いポジション、隣ではなくメインスペースの、茹で場の入口前に案内された。
テーブルの上には暖かい出汁のポット・冷たいぶっかけ出汁のボトル・醤油などの調味料、長い万能葱とそれを切るハサミ、オロシ生姜、揚げ玉、天ぷらのタッパー、卵などが載っている。天ぷらと卵は有料。
大して待たずに「冷たいうどんの小」が来た。ハサミで葱を切ってオロシ生姜と揚げ玉を少し入れ、冷たい出汁を注いで喰う。
これ、かなり旨い。麺は柔らかいのにコシがある。表面はボコボコしているが滑らか。モチモチしていて『須崎』と対極にあるような麺だが、とても旨い。これは驚いた。
11:30喰い終えて出発。
【斎賀製麺所】
11:40到着。ここは『田村』の弟子だそうだ。
店に入ると「製麺所」といいながら、普通のセルフの店。
「冷たいぶっかけ(小)」230円を注文。
麺は中太で見た目はスタンダードな讃岐うどん。コシもそこそこあって、まぁ旨い。
出汁は少しだけエグみのような生臭さを感じる。キレにも欠ける。
『須崎』『日の出』の後ではかなり落ちる。
11:50出発。かなり腹一杯。
【橋本農機具】
12:40に着いた。
店に入ったところでジイサンとバアサンが座って喋っている。持ってきた紙皿を出してうどんを頼むとバアサンが奥に取りに行った。ジイサンにお金を払う。1玉70円。
バアサンはすぐに戻ってきた。前回と違って、麺が濡れている。締めて間もないのか、茹で置きをほぐしたのか。
車に戻って、出汁醤油をかけて食す。茹で立てではないようだが、前回よりは時間が経ってない感じ。
中太でモッチリしていて旨い。"これぞうどん"という感。
次回は茹で上がる時間を確かめて来てみよう。
12:45出発。腹がパンパンだ。胃袋が小麦ではち切れそう。
【うどんバカ一代】
13:05到着。昨年は朝飯に何杯喰ったか。
席はそこそこ空いているが7,8人並んでいる。ちょうど昼の混雑が終わったときか、と思ったら後から客が入ってきて、テーブルに着いたときには店の外まで並んでいた。良いタイミング。
「冷たいかけ(小)」190円を頼む。天ぷらの持ち帰りを頼んだら、うどんと一緒にビニール袋をくれた。
うどんはコシがあって滑らか。「小」だが、量が多い。他の店の1.5玉くらいか。
出汁は少しショッパイがスッキリしていて旨い。
相変わらず、宜しい。イイダコ天がないのが残念。ゲソ天もない。
13:15出発。
時間は少し早いが、もう胃袋が限界。帰ることにする。
高松駅に行って車を返し、電車の切符を買って岡山経由で帰京。
讃岐うどん巡り、今回も大満足。これからも時々来ないと。
【番外:玉屋旅館】
前日、石鎚山に登った。そのときに、ロープウェイを山頂成就駅で降りて、登山道に入る前に数軒の旅館があるが、その中の『玉屋旅館』に入ってうどんを食った。
うどんは太めだが柔らかい。茹で置きか、茹でてある玉を仕入れているだろうが、場所からして仕方がない。
出汁は甘口だがサッパリして中々美味しい。
それよりも、500円の「素うどん」なのに、ワカメやら揚げ玉やら、具が結構載っていてボリュームあり、大満足。
今回の讃岐うどん巡り、旨いと思った順に並べると次のとおり。
1. 須崎
2. 日の出製麺所
3. 橋本(若干の推測を含めて)
4. 上杉食品
5. がもう
6. うどんバカ一代
7. 斎賀製麺所
次回は、行ったことのある店では『谷川』『山下』『道久』茹で立ての『橋本農機具』、ない店では『増井米穀』『岸井うどん』『池上製麺所』あたりを目指したい。
石鎚山から降りてきて、翌日の讃岐うどん巡りのために丸亀に泊まった。
夕方に宿に着いて、荷物を置いて"壱"と晩飯。
まずは居酒屋『うさぎ』。ネットで調べたら良さそうで、見たら宿からも近い。
入ってカウンターに案内されて生ビールで石鎚山完登の祝杯。
この店を選んだ決め手の「骨付き鳥(釜焼鳥)」を親鳥でオーダー、あとは角煮などチョコチョコ。
釜焼き鳥、固くてガジガジで旨い。
そこそこ喰った後で〆にラーメン。
このエリアには基本的には旨いラーメンはないが、その中で宿から近くて良さそうだったのが『王龍ラーメン』。
入ってカウインターに座り、まずは生ビールと「レバ刺し」を頼む。
ネットで見たらここはラーメン屋なのに「レバ刺し」が良いらしい。
が、喰ってみると普通の「レバ刺し」。生肉好きだから良しとするが、威張るほどではない。
「王龍ラーメン」630円。
豚骨醤油の徳島ラーメンなどに近い感じ。麺は中細で幾分ヤワメ。
特に旨くはなくて不満ではないが、このエリアに来て喰う価値はない。
参考まで。